2010年

3月

08日

ふと考えてしまうことに、強みが隠されています

電車にのっているとき、お風呂に入っているとき、
食事をしているとき、散歩しているとき…。
ひとりでぼんやりしているときって、ふと考え事をしていたりしますよね。

そんなとき、あなたは何を考えていますか?
「今日のごはん、どうしよう?」
「あの人、落ち込んでいたけど、元気でやっているかな」
「仕事の段取り、どうすればいい?」
「今度、どこに旅行しようかな」
こんな感じでしょうか。
この“何気なく”“ふと”考えてしまうこと、
それも、結構ひんぱんに頭に浮かんでしまうことに、
あなたの強みが隠されていることがあります。
例えば私は、心理学を学ぶ前から、
友人から相談ごとを受けたり、
または、相談されなくても、困った状況の友人を見ると、
「どうしたらいいんだろう?」
「どうしてそうなってしまうのだろう?」
「困らないためには、どうすればいい?」
と、ふと時間が空いたときに、他人の問題事を考えていました。
友人に会った帰り道なんか特にそうで、
頼まれもしないのに、延々と彼女の問題を考え続け、
お風呂に入っても、布団に入っても考えてしまい、
翌日、メールや電話などでアドバイスしてしまうことが多かったですね(苦笑)
(今から考えれば、な~んてウザイ人間だったんでしょうネ・汗)
(今なら、そのココロのカラクリが分かっているので、アドバイスは控えますけどネ~~)
また、私の友人は、いっしょにいるとき、
どんなものを見ても、ビジネス目線での解釈を話してくれます。
接客のマナー、言葉、デザイン、サービス、経営戦略…など、
実際の例を使って、分かりやすく教えてくれるのですね。
常に考えていなければ、出てこないような話題ばかりです。
誰かに頼まれたわけではないのに、ふと考えてしまっているんでしょうね。
それを、そばにいる人に解説してくれるわけです。
また、別の友人は、料理が大好き。
ふと空いた時間があると、
「大根を使って、どんな料理ができる?」
「冷蔵庫に残っているアレとアレを使って、どんなおかずが作れる?」
「今度、あの新しい食材をどんな風に使ってみようか?」
と、食材や料理のことばかり考えています。
そして、何かの折に「こんな風に作ったら、簡単でおいしかったよ!」
と丁寧に意気揚々と教えてくれるのですね。
また、別の友人は、調べることが大好き。
誰にも頼まれていないのに、気になったことは次々と調べていきます。
スポーツの結果、天気予報、政治、世界の動向から、
出張先にあるおいしいお店、いわれのあるスポットなど、
何かしら、調べて情報を集めるのが好きなのですね。
さらに、興味がありそうな人にその情報をメールしたり、
会ったときに話題を提供したり。
そうすることが楽しいようです。
この、誰にも頼まれていないのに、なぜかふとやってしまっていること、
そして、誰かに伝えたくなってしまうこと、
――ここに強み・魅力になる芽があります。
先ほどの私の例で言うと、
「人の問題を親身になって考え、よい方法を伝えること」自体、
全く苦じゃないわけです。
むしろ好きだからこそ、頼まれもしないのに続けていたのですね。
心理学やカウンセリング手法を学んで、カウンセラーになった今も、
他人のお話を聴くのが、やはり好きです。
そして、その方のことを深く考えることも好きです。
カウンセリングが終わったあとでも、
「あの方は、どうしてるかなあ? 
きっと、その方らしく、うまくやっているだろうなー」って、
ときどき思い出すくらい。
そう。
「人の話を聴き、その方の人生に関わり、いっしょになって深く考えられる」ことが、
私の強みなんですネ。
先ほどの友人たちも、
「ビジネス目線でモノを考え、稼ぐ方法を伝えるのが得意」
「どうしたらおいしく楽しく料理できるかを考え、そのワザを伝えるのが得意」
「情報を探し、欲しい人に与えるのが得意」
そんな感じがしませんか~?
いかがですか?
あなたがふだんの生活で、
ふと考えているもの、誰かに伝えたくなってしまうものってありますか?
これは、自分にとっては当たり前すぎて、見落としがちなポイントです。
また、「類は友を呼ぶ」で、似たもの同士が友人や仲間に多いために、
その強みが強みに思えないこともあるかもしれませんネ。
でも、改めて振り返ってみると、
自分にとっての当たり前が他人にとっては当たり前でないこと、
似たもの同士でも、強みをじっくり眺めてみると、
それ自体に個性があって、それぞれ違うことに気づくと思いますよ。
まずは、ふと考えてしまうこと…そこに意識を向けてみてくださいネ♪